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「2020年06月」の記事一覧

島の産科医療を支える小田切医師の記事

瀬戸内町で妊婦健診!

2020年06月19日




瀬戸内町の

ひさの助産院

母乳育児相談室からの

お知らせです。




「妊婦健診のご案内」

瀬戸内町において、

妊婦健診を希望される方は

健診が可能になりました!

瀬戸内町保健福祉課主体で

へき地診療所において

県立大島病院の

産婦人科医師が

毎週木曜日の

午後14時~17時、

健診されます。

名瀬徳洲会病院で

ご出産を希望される

妊婦さんも

県病院の医師が

健診されます。

妊婦の皆さまには

保健福祉課から

ご案内を

郵送されている事と

思います。


鎌田町長はじめ、

へき地診療所の事務長・師長・

保健福祉課の皆さま、

他大勢の方々の

ご尽力の賜物で

健診が可能になりました。

へき地診療所の

看護師さん・保健師さんと共に

久野も保健指導・相談を

担当させて頂ける事になりました。

瀬戸内町の妊婦さんが

安心して安全に

ご出産頂けますよう、

今後とも精進してまいりたいと

思いますので、

どうぞご支援

よろしくお願い致します。

ご案内にある通り、

妊婦健診14回中、

受診できる回数は(週数)は

決まっています。

あくまでもご本人の

ご希望があり、

医師に申し出て

許可が出た方に限ります。


妊婦さんご自身で

へき地診療所に予約をします。

お産はできません。






そして、5月28日に

第1号の妊婦健診が

行われたとのことです
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https://www.facebook.com/hisanobreastfeeding/


写真の様子から

とても和やかな

落ち着いた雰囲気で

健診が受けられることが

伝わってきます。


助産師の久野さん

経験豊富で

とっても頼りになり、

話を聴いてもらうと

その雰囲気に

安心して

心を開くことが

出来ると思います。


妊婦さんだけでなく、

産後の方も

久野さんに

出会って欲しいです。


わたしも、現場で

学ばせていただきたいと

思っています。




  


Posted by かとうみきえ  at 11:14Comments(0)お知らせおすすめのモノ・こと

署名のお願い【「My助産師制度」を全国に!】

2020年06月18日


奄美群島にも
MY助産師制度を
創っていきたいと
考えています。


シェア・拡散、お願いします!
 
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「My 助産師制度」の
全国での導入推進を
要望します!







WHOガイドラインはじめ
世界中が取り組み始めた
助産師による
妊娠〜出産〜産後の
継続ケア


助産師主導の
継続ケアを受けた女性は
それ以外の
ケアモデル(チームケア等)を
受けた女性より

・流産が少ない
・早産が少ない
・死産や早期新生児死亡が少ない
・無痛分娩が少ない
・会陰切開が少ない
・吸引・鉗子分娩が少ない
・自然経膣分娩が多い
・他のケアモデルと比べて欠点がない etc.

17,674名の女性を
対象にしたシステムティックレビュー
(コクランレビュー)より



同じ助産師から
継続ケアを受けることで
早産が24%も減る!!
すごい!!!

ほかにもエビデンスはいっぱい

あとはやるだけ!?

(日本では流産は
22週未満ですが
ここでは24週より前を
流産としています)






開業助産師とは





  


Posted by かとうみきえ  at 21:06Comments(0)お知らせ

お産は親子のスタートだから

2020年06月17日


こんにちは

奄美は昨日から

たくさんの雨が

降りましたね。

夜は眠れたでしょうか。






明日は晴れそうです


南の島の助産院の

加藤美紀江です。



梅雨明けも

もうすぐかな~


最近の出来事で

嬉しかったことは、

大切な友人の赤ちゃんが

無事に生まれてきたこと

母子ともに元気なことです







横浜Umiのいえの

齋藤麻紀子さんが

昨日フェイスブックで

書かれていた記事を

ご紹介いたします。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お産がとにかく大事です。
人生のスタートです、
親子のスタートです。

できるだけ快適に
気持ちよくスタートしたほうが
いいにきまっています。
大変でも楽しいお産をすると、
抱っこが楽なんです。
抱っこが楽というのは、
とてもとても大事なことです。
人の脳と身体と愛は、
抱かれてこそ育つからです。

ある医療者は
モニターの数値ばかりみて、
目も合わせず、手を握ることもなく、
叫んでいる気持ちをひろってもらえず、
屈辱的な態度をとられ、
人として扱われず、
心身につながっていかない
医療介入の中で、
お産がレイプのようだったと
表現する人もいます。

身体はボロボロに傷ついていて、
いつまでもいつまでも癒されずに、
赤ちゃんのお世話をしなければならないのは、
誰だって気が狂います。
いのちが救われればなによりです。
最優先です。
産ませていただき
医療者にはもちろん
感謝はつきないです。
感謝の影で、
肚に封じ込めるものが実際あります。

助産師のうまい寄り添いを得た人は、
お産がダンスのようだったと
表現する人もいます。

安心こそが、
痛みを和らげます
安心こそが、
女の底力の源をひらきます。

産む人を安心させられる人のことを、
「助産師のプロ」
といいます。

厳しい世界だと思います。
こころから応援したいです。

何度も何度も
こんなことばかり書いてるねって、
うんざりしちゃう? 
でも、何度も書くよ。

今の産科医療は、
あるところで、
女の口をふさいでる。
女を弱くしてしまう。
子どもを育てる力、
子どもを守る力、本能はどこへ?

女性に
お産をする身体づくりを教え、
智恵を与え、
安心と信頼を提供し、
女性の産む力が開くのを待ち、
じゃませずに寄り添い、
赤ちゃんの世話を
丁寧に教える。

そういう助産師が、
とにかくとにかく、
病院でも地域でも
働きやすくすることが、
絶対に大事。
助産師が良く学び、
よく役割を発揮できなければ、
産む人も、
子をおろす人も、
子を待つ人も、
みんな孤独のままです。
医療者もお母さんも、
心を壊し、
自分をだましながら、
赤ちゃんを迎える。
そんなのいいわけない。

助産師さんたち、
声をあげて! 
どうしたら働きやすくなるか
考えよう。
ケアを受ける側の女の人たち、
声をあげて! 

出過ぎる杭になるんじゃない、
黙って引っ込む杭でもない、

真ん中の真実の私で!! 

そして、
辛いお産をした人も、
喜び感動のお産をした人も、
すべてを人生の糧にしよう。
そこで得た学びを、
すべて、自分のために。
できたら次の人のために。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



  



プロフィール
かとうみきえ
かとうみきえ
奄美市名瀬生まれ
大島高校卒業
助産師・看護師
南の島の助産院



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